伪らない君へ - やなぎなぎ





暮れなずむ街並み

今ふたりで歩くけど

手なんか繋いでみて

恥ずかしくて俯いた

ひとりではダメなの

ほらみんなが呼んでるよ

なにも偽らない私になれた

もしも願うのなら

明日がいいでしょ?

離さずにこの瞬間をかみ締めたい

私がひとりで泣いたなら

君は傍にいてくれたのかな

いちばんはやくあの星間を

駆ける花になれますように

子供の頃に見た 世界は今滅んでく

教えてくれた未来 小さいけれど光る

おかしいねと笑い

生きていこうと泣いたけど

複雑な関係 変わらないまま

うまく言えないのはね

夕暮れのせいで

押し殺した気持ちだけが

言葉になる

ねぇどんな命なら救える

いつも先の見えない瞳で

ねぇどんな言葉で書き換えて

私達は生きてゆくのかな

ねぇどんな世界なら許せる?

答えはいっそ知らないままでもいい

ねぇどんな未來を紡げるの?

汚れたままの私でいいの?


评论

© 黒と銀の小部屋 | Powered by LOFTER